佐藤健太郎(さとう・けんたろう)

俺の経歴をふり返ると、「確率と統計の数字」と「水面の艇」をずっと並列で見てきた、ちょっと変な人生になる。
学部は東京理科大学理学部数学科。ここで確率統計にハマったのが全ての始まりだった。「世の中の現象はすべて確率分布で記述できる」と気付いた時の感動を、今でも覚えてる。もっと深くやりたくて、学部卒業後はシンガポール国立大学(NUS)の大学院に進学。統計学修士課程で2年、アジア圏のデータサイエンス・確率モデリングの最前線で鍛えてもらった。これが今の仕事のベースになっている。
ちょうど学部2年に上がる春の20歳の誕生日、2004年にサークルの先輩に連れられて初めて競艇場に行ったのが、競艇との出会いだった。ちょうど峰竜太のデビュー年・松井繁の絶頂期で、業界全体が動いてた時期に同時代で入れたのは幸運だったと思ってる。数学の世界と水面の世界、一見何の関係もない2つが、俺の中では「オッズという確率分布をどう読むか」で自然に繋がってた。そのまま学部卒業まで2年通って、卒論テーマも「確率分布の推定」にした。
NUSから帰国後は、国内のIT企業を何社か経験しながら、直近10年はデータ分析部門で機械学習モデルの構築・実装の現場でやってきた。並行して競艇場通いも続けて、気付けば22年。SG・G1は主要場ほぼ全節現地参戦。直近10年の年間収支はプラスで安定(年間+200〜800万円のレンジ・10年連続プラス)。2024年に本業を独立して、このメディアを立ち上げた。